croquis

娼婦ayameクレヨン2v10

『街の灯はいつも哀しい』

娼婦は「あやめ」と名乗ったが、
おそらく偽名だろう。
乳りんがとても大きい女だ。
よく見ると斑入りの葉のように所々色素が抜けていたが
本人は意に介しないようだ。

「別に病気じゃないヨ」と言いながら
するするとパンティーを下げてゆく…。
お正月は見たいTVもなかったし、行きたいところも無くて、
とてもつまらなかったと語った…。

人生などそうそう面白いことは転がってはいないだろう。
どうでもいい思い出が雪のように降り積もってゆく。

「人は生きていても死んでいても、全てが無限の幻なのよ」

そう、彼女は言って笑ったが
私にはその意味は分からなかった。